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Vol.408 カテゴライズ戦略で365日、集客できる店頭ボードへ

 コラム

 

先週、夏休みを兼ねて実家に帰省した際、母が残念そうに、こんなことを言いました。
「7月が誕生月だから、百貨店で買い物するとポイントが2倍付与されたのに、何も買わなかったわ…」

よく、目に・耳に、しますよね、「誕生月の特典サービス」。
百貨店だけに限らず、飲食店やネット通販なんかでも、誕生月に利用すると、割引だったり、ポイント付与だったり、一品サービスだったり…、何かしらの特典を用意しているお店は少なくありません。

 

基本的に、人は「得をする」ことが好きなもの。
「自分だけが得をして、その他大勢の人は普通」というのは、もっと大好きなもの。
そして、不思議なことに「得をするチャンスがあったのに、そのチャンスを利用しなかっただけで損をした気持になる」もの。

 

冒頭の母のセリフは、正にこんな心理を体現していると言えます。
だからこそ、「誕生月特典サービス」は集客効果が見込めるわけで、どこの会社もこぞって採用しているのだと思います。
冷静になって考えてみると、特段、欲しいものがないにも関らず、ポイントを得るために買い物をする方が損の様な気もするのですが、消費者心理とは不思議なものです。

 

さて、「自分だけが得をして、その他大勢の人は普通」という心理を活用した代表的な販促手法が、冒頭の「誕生月の特典サービス」ですが、実は、もっと違うやり方もあります。

例えば、先日、見つけたこちらのボード。

「ボウズスペシャル」!
最初は、そのネーミングのユニークさに惹かれて立ち止まってしまったのですが、よくよく考えてみると、坊主にしたい人・坊主の人だけが得を出来るサービスの案内ボードです。
つまり、坊主の人からすると、「自分は得をするけど、その他大勢の人は普通」というものです。

 

「誕生月の特典サービス」は、お客様1人あたり、年間で1回しか、集客チャンスがありません。しかし、ボウズスペシャルの様に、お客様をカテゴリーで分けて、そのカテゴリーに属する人向け特典を謳うことで、年間1回以上、アピールすることが可能となります。
つまり、それだけ集客効果を見込めるチャンスを増やせるわけです。

 

カテゴリーの分け方は、お店の自由です。
例えば、パーマをかけたい人、カラーリングをしたい人…といったメニューのカテゴリーで分類したり、ファーストカットのお子様、もうすぐ新学期を迎える学生さん…といった年齢・身分のカテゴリーで分類したり…。
「苗字に“た”がつく人、本日割引!」なんていうカテゴリーをしているボードを見かけたこともあります。

 

うまくカテゴリーを分けて、店頭ボード上でアピールすることで、365日常に、高い集客効果が見込めるボードが作れる可能性があります。ぜひ、アイディアを練ってみることをお薦めします。