手書きボード・店頭販促の専門コンサルティング
株式会社 店頭販促コンサルティング

tel:03-3820-2925

東京都中央区日本橋室町1丁目13番1号 4F

文字サイズ

Vol.394 お客様自らがお店に引き寄せられちゃう、ヒミツの仕掛け

 コラム

 

ご存じ、ペコちゃん人形。

店頭に立って、道行く人々に笑顔を見せてくれるお馴染みの存在として有名ですが、季節毎に衣替えをしていることはご存知ですか?

 

5月。
端午の節句にちなんで、こいのぼりを肩からさげて、兜をかぶっていますね。

 

8月。
旬のマスカットがついた夏らしいワンピースを着用しています。

 

10月。
ハロウィンの衣装に身を包んでいます。

ペコちゃんの隣に写っているのは私の子供なのですが、幼児ながらペコちゃんの衣装が定期的に変わることをしっかりと認知しているため、お店の近くを通ると、「見に行ってみようよ!!」とお店へと誘ってきます。私も「衣装変わっているかもしれないから、見にいってみようか??」と誘うこともあります。
当然、人形を見ただけて終わり、にはならず。自然とショーウィンドウに並んだ美味しそうなスイーツの数々が視界に入りますので、いつも何かしらのスイーツを買ってしまいます(笑)

 

さて、この一連の行動を冷静に考えてみると、お客側が自らお店へ足を運びたくなる様な仕掛けが見事に構築されていることに気付きます。
しかも一回だけ、ではありません。写真でお分かりの通り、近くを通るたびに、何回も、何回も、足を運んでいます。リピートしているわけです。
きっと、子供がかなり大きくなり、興味が薄れるまでの数年間は確実に続くでしょう。

定期的に、店頭の人形の衣装を変えるという、“何かしらの動き”をつけることで、お店へと引き寄せることに成功できているのです。

 

ここまで読んで、「うちのお店でも、たまにボードを書き換えて、店頭に“何かしらの動き”をつけているけれど、それじゃダメなの?」という疑問が生じる方もいるかもしれません。

 

ただ単に店頭ボードをたまに書きかえるだけでは、自然とお客様を引き寄せる店頭にはなれません。ポイントは、周期を明確にし、徹底すること。
日替わりか・週替わり・月替わり等、頻度は自由ですが、必ず、ほぼ同じタイミングで“何かしらの動きをつける〟ということを決めて、それを徹底することです。

 

例えば、ボードで動きをつけて成功しているのが、ファストフードのモスバーガーさん。
モスバーガーさんは日替わりで内容を書き換えたボードを出しており、知っている人は、店前を通ると、「今日は何が書いてあるのかな?」とつい見てしまうなんて声をよく聞きます。

ペコちゃんにしろ、モスバーガーさんにしろ、必ず、定期的に変わるということを知っているから、お客側は「見に行ってみよう」「立ち止まってみよう」という気になるのです。
いつ変わるのか分からない・見たからといって変わっている保証がない店頭販促では、引き寄せることも立ち止まらせることもできません。
やると決めたら、頻度を決めて定期的にやり続ける。これが重要です。

 

正直、この店頭販促の仕掛けはすぐには効果は出ません。「定期的に動きがある」と認知してもらうまでに、かなりの時間を要するはず。
しかし、軌道に乗れば、お客様の方からお店への意識を集中してくれる様になることも夢ではありませんので、チャレンジしてみる価値はあると思います。

 

まずは、今度ペコちゃんを見かけたら、オシャレな衣装に注目してみてくださいね!!