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Vol.213 お客さまのもう一つの需要を見つけよう

 コラム

 

先日、見つけた看板です。

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一般的に、フード関係の看板というと、「どんな味か」「いかに美味しいか」をアピールするものが多く、長時間の持ち歩きをアピールするのは、やや、珍しいと言えるかもしれません。

しかし、この看板を見つけたのはJR上野駅。
上野駅といえば、東北・山形・秋田・上越・長野新幹線や特急のほか、在来線でも割と長距離を走る列車が多く通っている駅です。

想像してみてください。
長距離、電車に乗る前に、何か手土産やお菓子でフードを買わなくてはいけない。
その際に、どういう基準で物を選ぶか??

美味しいことはもちろん前提として、同時に、「ある程度の時間、常温で持ち歩いて大丈夫か?」ということも大事になってきますよね。
せっかく買ったのに、腐った・溶けた・ダメになった…なんて事態は避けたいのが普通です。

つまり、この看板は、一見、お客さまのそういった心理を非常に汲んだ、優れたメッセージだといえます。

 

私が店頭販促のコンサルティングをする際に感じることは、「同じ業種業態でも、一つとして同じ店頭販促は決してありえない」ということです。
例え同一チェーンのお店でも、場所が変われば店頭販促の内容は全く変わってきます。 

 

つまり、「フードならば、味をアピールするものだ!」のように、「○○ならば、××をアピールすればお客さまは集まる」と、物事を安易に考えてはいけません。
お店のある場所によっては、時として、味よりも時間や製法、技術など、本来、求められるだろう部分とは別の部分が求められている可能性は大いにあります。

 

自分のお店の立地・周辺環境等を考慮し、「うちのお店に来店してくれるお客さまは、どういうことを求めているのか?」を、今一度、考えてみてください。
一般的な表面需要の奥にある、もう一つの違った需要に気づけると、お客さまをどんどん呼び寄せる店頭販促が作れる可能性が増します。