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Vol.204 ある残念な店頭3 “こだわり”は声にしないと、伝わらない

 コラム

 

先ごろ、近所に新しいカフェがオープンしたので、早速、偵察がてら訪問してみました。

カフェの店頭には、店名が書かれた小さなブリキの看板が一つあるのみ。
カフェの店頭でよく見かける、フード・ドリンクメニューの情報は一切、店頭にありません。

ここで一抹の不安が胸をよぎります。
実は、私はコーヒーが飲めません。
とはいえ、「カフェなら、普通は、コーヒー以外にも紅茶やジュースがあるだろう」と楽観的に考え、店内に。

席について、何を頼もうかとメニュー表を見ると、なんと、ドリンクはコーヒーのみ。
私にとっては運の悪いことに、コーヒー専門カフェだったのです。
一瞬、席を立つか迷いましたが、何も頼まずに出るのも失礼かと思い、お水と軽食をオーダー。少し、がっかりしつつ、お店を後にしました。

 

さて、「コーヒーを豊富にそろえ、コーヒーしか提供していない」という“こだわり”は、非常に素晴らしいと思います。
「ただのカフェ」よりも「コーヒーに特化したカフェ」は差別化にも繋がるでしょうし、コーヒー好きには堪らないと思います。
しかし、問題は店頭で一切、その情報はアピールされていないという点です。

 

冒頭で書いた通り、このカフェの店頭には、店名が書かれた小さなブリキの看板が一つあるのみ。
メニューがないのはもちろん、コーヒー専門店という表記さえも、一切ありません。

つまり、せっかくの素晴らしいこだわりが、道行く人には全く伝わっていないのです。

そのため、“こだわり”を求めている人(この場合、コーヒーが大好きな人)に届いていないばかりか、ある人(私のようにコーヒーが苦手な人)にとっては、来店後にがっかりさせることになりえます。


お店のこだわりとは、発信してこそ、価値がでます。上手に発信すれば、大きな集客材料となるのです。
それなのに、出し惜しみしていると、本来、呼び寄せられるはずのお客様を逃しているばかりか、せっかく来店してくれたお客様にがっかり感を与えてしまっている可能性もあります。

 店頭でこだわりをきちんと発信していますか?

こだわりは、胸に秘めているだけでは、何も意味がありません。
それをアピールしてこそ、お客様には伝わりますし、来店のきっかけになるのだということは忘れないでください。